012

農家ってやっぱり大変な仕事なの?

2015年11月2日

定年を迎えてから農業を始めたり、脱サラして郊外で田畑を耕す人が増えている。
現在、農業や漁業といった地域産業に注目が集まっている。政府や地方自治体はふるさと納税をおしすすめ、地方の食産物を販売する出張販売所は都心を中心に次々と展開している。海外産の安い農作物が求められている一方、地方で丹精込めてつくられた産物が様々な人から評価されてきているのだ。
農業は立派なビジネスであり、これまで「きつい」「儲からない」といった声が大きかった一方で通常のサラリーマンよりはるかに収入も得ている農家もいる。
このように農業分野はどんどん注目を集め、まだまだ大きなチャンスを秘めているようだ。

向上してきた労働環境

大変な仕事だと周知されてきた農業も近年その労働環境が改善している。その大きな理由は以下の2点である。
流通ルートの拡大
近年、インターネットの普及や流通サービスの向上によって販売ルートが爆発的に拡大している。Amazonをはじめとしたネット販売が主流となり、購入してから数日で届くほど流通もスピーディーになったことで、鮮度が命の農業分野においてもつくった作物をWebサイトやSNS上で全国各地にPRし、販売することが可能となった。
つまり、どこでつくろうが全国各地をマーケットに商売ができ、いいものをつくれば誰でも売ることができる時代になったのだ。
スマート農業による省力・効率化
スマート農業とは農林水産省が推し進めている機械やIT技術を活用した省力・大規模な農業のことである。最近ではトラクターや機械を使って農作業を自動化することで農家の負担を大幅に軽減し、スマートフォンやWebサービスといったIT技術を活用して農作物の販売や管理をすることで少人数でも楽に大規模な農業をすることが可能になってきた。
このように高齢化・人手不足の進む日本の農業は転換期を迎えており、機械やサービスを活用することで以前よりも労働環境が改善してきているのだ。今後更に技術が進歩すればますます改善していくだろう。

農家になるためには?

農家への転身は転職よりも起業に近い。新規農業者たちは他の農家で5年から10年ほど修行してから土地を購入して、農協の組合に入る人がほとんどです。
農協は総合商社なため、信用銀行が新規就農者へ低金利でお金を貸してくれたり、補助金の申請を代理にしてくれるなどいろいろなサポートをしてくれます。
大変な仕事だとは思いますが、家族と自給自足しながらのんびり暮らすのもいいかもしれません。農業は若い人を必要としています。